• 仲村光明 施工・メンテナンス担当者 2018年入社 平成6年生まれ

オイルボールの削減方法



オイルボールとは

オイルボールは排水に含有した油脂が固形化し、ボール状になったものです。

様々な設備を見る限り、主に原水ポンプ槽のように微量のエアレーションを行っている槽で発生しやすいようです。


それは、槽内に溜まった油脂が固形化した後、エアレーションによって角が取れてボール状になっていると考えられます。


そのため油脂分離槽などでは油脂が水面を覆うように固形化するためオイルボールにはなりにくいです。


また、オイルボールの発生には水温が大きく関係します。

水温が高い場合は動物油の融点の関係で固形化しないからです。



物理的方法でオイルボールを削減

〇風量の増加

風量の増加で固形化した油脂の角を取るだけでなく、より細かく砕くことができます。

風量については、槽全体の滞留も考慮する必要があります。


〇活性汚泥の返送

油脂の固形化は油脂の溶解度が関係します。排水の中の油脂の含有率が高いと油脂は飽和してたちまち固形化してしまいます。

油脂の含まない活性汚泥を油脂含有排水に混ぜることで油脂含有率を下げることができます。


生物的方法でオイルボールを削減

油脂の溜まらない原水槽

メイカムでは物理的方法で行った施策に加えて、生物分解能力の向上を行い油脂の分解処理を行います。

メイカムは微生物と消化酵素の複合水である酵素水を現場で培養します。

酵素水は原水槽に注液し、原水槽やその後の各槽の分解力を向上します。


物理的方法での施策はこの酵素水のはたらきを促進するためにも行っています。


メイカムの微生物は繁殖力の強い好気性微生物であるため、分解速度が速いのですが、その分必要酸素量が一般的な処理方式よりも多くなります。

また、汚泥の返送は、この微生物を大量に含む汚泥が油脂の分解をさらに促進する効果を持ちます。


この方式は余剰汚泥や油脂汚泥を大幅に削減し、なおかつ水質基準を満たすことが認められ、環境省の実証を得ました。(技術名:油脂含有排水処理技術)


油脂によるトラブルにお困りの方は下記URLよりお問い合わせください。

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